人工ガラスは歴史上どのようにして生まれたか

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今当たり前のように私たちの周りにあるガラスは、もともと自然界に存在するものではありませんでした。今では私たちの生活のあらゆる場面で使われているガラスですが、それが誕生したのははるか昔紀元前2000年、3000年前にさかのぼります。

その当時からガラス工芸が製作されていたのですが、その当時はガラスを製造する技術はあったのですが、技術的に非常に難しくしかもとても高価な品であったため広く一般には普及しなかったのです。

そして今現在でも用いられている製法が誕生したのが紀元前のローマです。ガラス工芸の作品づくりをテレビや雑誌、もしくは間近で見たことがある方も多いしょう。そこでは熱したガラスに息を吹き込んでガラスの形を成形していく技法のことです。

この製法が発見されたことにより、さまざまなガラスの形状を作れるようになったのです。そしてその技術が発展して今私たちが良く用いている透明ガラスの誕生に至ることになりました。

日本でも紀元前の埋蔵品からガラス製品が見つかっており、ガラスの成形や加工が行われていたことが推測できます。

その後もガラス製品が作られていましたが、主にそれはガラスの壺や杯を作るために使用しており、実用目的で使用されてはいませんでした。

そして日本でガラス製品の製造が盛んになったのは、室町時代になってからです。歴史でも有名な宣教師が日本にキリスト教を伝えた時にガラス製品も一緒に伝えられたと言われており、そこからガラス製品の輸入が活発になりました。

同時にガラスを製造する技術も伝わってきて、日本国内でもガラスの製造盛んに始められるようになったのです。